自分との対話

変わりたいのに、また同じところに戻ってしまう人へ|見直したい「内側の順番」

リベラマインド

「なんでみんな普通に生きていられるの?」幼い頃からずっとそう感じていた。学校や組織の"普通"が気持ち悪かった。大人になっても息苦しさは増すばかりだった。そんなとき、脱洗脳と潜在意識の世界に出会い、やっと息ができるようになった。"普通"の中で窒息しそうなあなたへ、本来の自分に還るヒントを発信しています。

また、ここに戻ってきてしまった。

少し変わった気がしていたのに。今度こそ大丈夫だと思っていたのに。
気づけば、同じ場所で同じように苦しくなっている。

そういう経験が続くと、「自分は結局変われない人間なんだ」と思いたくなります。

でも、同じところに戻ってしまうのは、あなたの意志が弱いからではありません。

変えようとした場所が、ほんの少しずれていただけかもしれないのです。

この記事では、「また戻ってしまう」の裏にある「内側の順番」について、静かに見つめてみたいと思います。

こんな人に向いています

頭ではわかっているのに、また戻ってしまう人

「こうすればいい」は、もうわかっている。本も読んだ。考え方も学んだ。

でも、いざ現実の場面になると、いつもと同じ反応をしてしまう。断れない。合わせてしまう。言いたいことが言えない。

あとから「また同じことをしてしまった」と気づいて、自分にがっかりする。

知識は増えたのに、体がついてこない。その繰り返しに、もう疲れている方は多いと思います。

少し変わっても、また苦しくなってしまう人

少し前に進めた気がしていた。人間関係を整理したり、自分の時間を作れるようになったり。

でも、しばらくすると、またじわじわと元の苦しさが戻ってくる。

「変わったはずなのに、なぜ?」——その問いが、さらに自分を追い詰める。

それは後退したのではなく、変えた場所とは別のところに、まだ手をつけていないものが残っているサインかもしれません。

同じところに戻るのは、意志が弱いからではない

表面だけ変えようとしてきた

行動を変える。環境を変える。付き合う人を変える。

それ自体は間違いではありません。でも、内側にある感覚がそのままだと、新しい場所でもまた同じパターンが始まることがあります。

職場を変えたのに、また同じタイプの人間関係で消耗する。
距離を取ったはずの相手と、また似たような関係を作ってしまう。

表面を変えても、自分の中で動いている順番が変わっていないと、景色だけ変わって構造は同じ——ということが起きやすいのです。

内側の順番が混ざったままだと元に戻りやすい

ここでいう「内側の順番」とは、自分の中で何を先に感じ、何を先に選んでいるか、という優先順位のことです。

たとえば、自分がどうしたいかよりも先に「相手にどう思われるか」が来てしまう。
自分の感覚よりも先に「正しいかどうか」が来てしまう。

この順番が混ざったままだと、行動をどれだけ変えても、判断の起点が同じなので、同じ方向に引き戻されやすくなります。

変われないのではなく、変える順番が少しずれていた。そう考えると、少し気持ちが楽になりませんか。

見直したい「内側の順番」とは

何を先に怖がっているのか

何かを選ぼうとするとき、最初に動くのは「こうしたい」という気持ちでしょうか。それとも「こうなったら怖い」という感覚でしょうか。

多くの場合、怖さのほうが先に来ています。

嫌われるのが怖い。失敗するのが怖い。今の居場所がなくなるのが怖い。

その怖さが、自分の本当の望みよりも先に来て、選択を決めてしまっている。だから、何を選んでも「怖さを避けた結果」になりやすく、同じところに戻ってしまいます。

怖さをなくす必要はありません。ただ、「ああ、自分はこれを先に怖がっているんだな」と気づくだけで、選び方が少し変わり始めます。

自分の感覚より外側の基準が先になっていないか

「自分はどう感じているか」よりも先に、「普通はこうだ」「周りはこうしている」「こうあるべきだ」が来ていないか。

外側の基準が先に来ると、自分の感覚はいつも後回しになります。

後回しにされ続けた感覚は、どんどん小さくなっていく。そして、自分が何を感じているのかがわからなくなる。わからないから、また外側の基準で選ぶ。その繰り返しです。

順番を少しだけ入れ替えて、まず自分の感覚を聞いてみる。その上で外側の基準と照らし合わせる。

この順番を意識するだけで、選んだあとの感覚が少しずつ変わっていきます。

少しずつ整えるためにできること

繰り返す場面を書き出す

「また同じことをしてしまった」と感じる場面を、ノートに書き出してみてください。

どんな場面で起きるか。誰といるときに起きやすいか。どんな状況で繰り返しやすいか。

パターンが見えてくると、「自分がどの場面で内側の順番が混ざるのか」が少しずつわかってきます。

そのとき頭の中で流れる言葉を見る

繰り返してしまう場面のとき、頭の中でどんな言葉が流れていたかを思い出してみてください。

「ここで断ったら嫌われる」「自分が我慢すれば済む」「こんなこと言ったら変に思われる」

その言葉が、あなたの「内側の順番」を作っているものです。

書き出してみると、何年も同じ言葉を繰り返していることに気づくかもしれません。その気づきだけで、言葉の力は少し弱まります。

すぐ変えようとせず、順番だけ観察する

大事なのは、気づいたからといって、すぐに変えようとしないことです。

「次からはこうしよう」と力を入れると、また表面を変えようとする繰り返しになりやすい。

まずは、ただ観察するだけ。「ああ、また怖さが先に来たな」「また外側の基準で選んだな」と、自分を責めずに眺める。

その観察を続けていると、あるとき自然に「今回は、自分の感覚を先に聞いてみようかな」と思える瞬間が来ます。

無理に変えるのではなく、順番が自然に入れ替わるのを待つ。そのくらいのやわらかさで、ちょうどいいのです。

もっと深く見直したい方へ

ここまで読んで、「内側の順番」をもう少し深く見つめてみたいと感じた方へ。

LIBERA MINDの運営者自身が学びを受けたものの中に、自分の内側にある優先順位や思い込みを、静かに見つめ直していくプログラムがあります。

タイトルだけを見ると「お金」の話に見えますが、扱っている本質は、自分の中で無意識に組まれている順番——何を先に怖がり、何を先に諦めているのかを、やわらかくほどいていくことです。

すべての方に必要なものではありません。でも、「表面ではなく、もっと奥のほうを見直したい」と感じた方には、ひとつの入口になるかもしれません。

内側の順番から静かに見直してみたい方へ

まとめ

また同じところに戻ってしまう自分を、責める必要はありません。

戻ってしまうのは、変える場所がほんの少しずれていただけ。意志が弱いのではなく、内側の順番がまだ混ざったままだった。

自分が何を先に怖がっているのか。自分の感覚より先に、外側の基準が来ていないか。

それを、責めずに、ただ眺めてみてください。

順番が見えてくると、同じ場所に戻っても、そこでの過ごし方が少しずつ変わっていきます。

変化は、力を入れて起こすものではなく、順番がやわらかく入れ替わったときに、静かに起きていくものかもしれません。

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